ストレングスファインダーのコーチングを受けてみた

bells17
Aug 11, 2021

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今日は技術的な記事ではなくて、ストレングスファインダーという個々人の特性を34の資質に分解して、自身の強み・弱みを知るための分析とその結果を元にしたコーチングを受けてみたという話です。
(ここでは一応コーチングという書き方をしていますが、いわゆるティーチング・コーチングなどでいうところのコーチングとは別だとは思います)

ストレングスファインダーの分析は以下から購入して受験することができます。

僕はここにあるクリフトンストレングス34というやつを購入してみました。
大体6000円くらいでした。

きっかけ

受けたきっかけはtopotalの方達が毎週水曜日夜に行なっている「SRE雑談」というTwitter Spaceでお話ししていて、ストレングスファインダーの話がきっかけでした。

話しの中で「ストレングスファインダーの結果が〜」という話が何度か出てきて、僕が全然知らなくて「ストレングスファインダーってなんですか?」って質問をしたところ雑談に参加していた多くの方が受けた事あるよ!って教えてくれたり、ストレングスファインダーがどんなものか教えていただいて興味が出たのでTwitter Spaceで話しをしながら受験してみました。

受診結果

話しながら受けてみたところ、こんな感じの結果でした。

僕の場合は特に

  • 活発性
  • 個別化
  • 親密性
  • 着想
  • 未来志向

というのが強みとなる資質になってくるようです。

こういった図の他に強みとなる資質がどういったものなのかなどの4種類ほどのpdfで生成されたレポートが受験直後からダウンロードして見れる感じになっていました。

例えば「活発性」の場合は

「いつ始めようか?」これはあなたの人生で繰り返される質問です。あなたは動き出したくてうずうずしています。分析 が有用であるとか、ディベートや討論が貴重な洞察を生み出す場合があることもあなたは認めるかもしれませんが、 心の奥深くでは、行動だけが有意義であると知っています。行動だけが何かを起こすことができるのです。行動だけ が功績につながります。決断が下されると、あなたは行動を起こさずにはいられません。

のように「活発性」の資質が強い人はどういう特徴や考え方をするのか?などが書かれている感じでした。

他の強みとなる資質についてもこういった説明が書いてあり、だいたい書いてあることと自分の認識は一致している感じでした。

自分の認識と一致しているのでレポートの精度高いなと思う一方で、(字面上以上の実際の質は置いておいて)だいたい自分の認識とレポートで書かれていることが一致していたので、自分としては「だいたい知ってる、自分で思っている特徴や癖と合ってる」という感じだったので、この結果を見てストレングスファインダーをこれ以上どう活用すればいいのかがよくわからん、という感じになりました。

ストレングスファインダーについて調べてみる

どう活用していいかわからんという感じになったので、もう少し自分でも調べてみたところ

の記事が概要としてはストレングスファインダーをどのように活用していけばよいかがわかりやすかったです。

一応『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー2.0』という本も読んだのですが、書籍の3/4ほどがストレングスファインダーの各資質についての説明となっており、ストレングスファインダーの受験結果で手に入るレポートと重複してる箇所が多かったのであまり参考にはならなかった感じがしました。

上記に貼ったしんさんという方は、どうやらタイムチケットというCtoCのスキル/タイムシェアサービスで1時間単位でストレングスファインダーのコーチングをしてくださるようだったので、ブログ記事を読んだだけだとなんとなくこうかな〜くらいの認識を補完して、自分の中でどんなふうにストレングスファインダーを利用していけばよいのかをイメージを具体化して落とし込むためにこのコーチングを受けてみることにしました。

コーチングを受けてみて

コーチングについては以下のような内容でした

  • 事前にストレングスファインダーを受験(これは受験済)
  • 受験結果のレポートを元にコーチの方から事前に頂いた質問に解答(主にストレングスファインダーの診断結果の特に強みとなる資質についての納得感や理由など)
  • これらの結果を元にした分析結果を事前に共有
  • 当日はビデオチャットツールを使用して1時間ほど上記の事前情報を元にして、こちらが話したいテーマをベースにお話し

ビデオチャットによるコーチングに加えて、事前に分析していただいてその結果を共有してもらえることを考えると5000円はかなり安いんじゃないかなという印象です。

コーチングの中身について

コーチングは1時間で達成したい目標を始めに設定して、その目標に沿ったテーマについてお話しするという感じでした。

僕の場合は

  • 受診結果と自己認識がだいたい一致してたけど、今後この結果をどう活用していけばよいのか?ということと
  • 結果を元に具体的にかかえている課題に対してどのように取り組んだり付き合って行けばよいのか?

ということを目標にしてお話ししました。
(2つ目の方はちょっとふわっとした目標ですが)

これらを目標として、お話ししながら、ストレングスファインダーをどのように活用していくのがいいのか?などについて教えてもらいました。

まず教えてもらったストレングスファインダーの基本となる考え方の僕なりの解釈としてはこのようなものでした。

  • 自分の資質として弱みとなる部分を改善したり、弱みとなる資質の特性を活かして何かをするよりは、自分の強みとなる資質の特性を活かしたり伸ばしたりする方が出る成果が後者の方が圧倒的に高くなる
  • だから自分の弱み・強みとなる資質の特性を把握して、強みとなる資質の特性を活かして様々な課題に取り組んだ方が良い結果が出る
  • そのために分析をして自分の弱み・強みとなる資質を把握する
  • 把握した結果を、より自分の強みを活かして取り組む方法を考えたり工夫するためのヒントにする

これに対して、上記のようなことを行なっていくためのステップとしてストレングスファインダーの分析結果を元に

  • 自分の強みを把握する
  • 強みを伸ばす
  • 強みを活かして物事に取り組む
  • 強みがどのように物事の裏目に出るのかを把握する
  • 自分の弱みを把握する、弱みを強みで補う
  • 強みをどのように活かすのかをそれぞれの状況でコントローラできるようにする

といったことステップとして行なっていくようです。
(ここの表現はコーチングの時に頂いた資料を元に自分なりの表現に置き換えてます)

個人の感覚としては、質は置いておいてこのステップの上記3つはすでに日常的に取り組んでいて、下3つはそれぞれ検証したり意識的にできるようにコントロールする訓練をしてる段階かなと理解をしていました。

ただ、個人的にはこの「自分の強みを把握する」という部分が一番大事かなと思っていて、この強み(というか特性だと理解してる)には

  • どういう解釈ができるか
  • どういう見方ができるか

の幅を広げることで、自分の取れる有用なアクションの幅を広げることができるかなという気がしてました。

今回のコーチングでは、結果としてここの解釈や見方を増やすことのきっかけになってとても良かったかなという気がしています。

例えば僕の上位資質の分析で

着想 x 未来志向 x 戦略性 = ユニークな未来を見つめて、そこへの道筋を描く

活発性 x 目標志向 x 達成欲 = 目標に向かってエネルギッシュ突き進む

などの分析をコーチングの中でしてくれました。

この「ユニークな未来を見つめて、そこへの道筋を描く」という部分をどう解釈するかによって、自分には実際にそういうところがありそうかという自己認識の度合いは変わりそうですが、単体の資質の特徴だけでなく、資質の組み合わせによってこういう方向性の強みや特徴があるのではないか?という分析をすることによって、xのケースではyのようなやり方も自分には合ってるのかもしれない、というような考える材料をいくつか手に入れた気がしました。

ちょっと文章でうまく説明できてる感じがしないですが、こういったことを実際にコーチとお話ししながら考えることで、僕個人としてはストレングスファインダーの分析結果やそれぞれの資質の特性、資質の掛け合わせによって自分により合ってるやり方を探したり、捉え方を模索するツールとして利用できそうだなという感じがあったので、このコーチングを受けてよかったなという感じです。

また、具体的な自分の課題を題材として分析結果をどのように使うのか?という話しをさせていただいたので、ストレングスファインダーをどのように活用していくのか?という観点の具体的な考え方の基礎がだいぶ出来た気がしていて、ストレングスファインダーの結果を使って取り組み方・考え方の幅を広げるための第一段階が出来た気がしています。

今後、ストレングスファインダーの分析結果をベースにして様々な物事に対して試行したり捉え方を変えて見ることで、ストレングスファインダーをベースにして考えたり試行錯誤する回数を増やし、考え方・捉え方・取り組み方の幅を広げていければ良いなと思っています。

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