Software Design 2022年9月号にコードリーディングに関する記事を寄稿しました

bells17
Aug 18, 2022

タイトルの通りですが、8/18から発売の『Software Design 2022年9月号』にOSSを中心としたソースコードリーディングに関する記事を寄稿しました。

頂いた見本誌

寄稿した記事は

第2特集
「知りたい」「使いたい」「発信したい」をかなえる
OSSソースコードリーディングのススメ

という特集の中の中の一部で

  • 自分なりのコードリーディング方法や使ってるツールの紹介
  • Kubernetesを題材にした実際のコードリーディングの流れの具体例の紹介

を自分が執筆した第2章・第3章の2つで行っています。

第3章ではKubernetesのソースコードを題材にして自分なりのコードリーディングの流れや方法を紹介していて

  • kubeletのアーキテクチャと実装に関する全体像の調査
  • Kubernetesの永続ボリュームに関する機能の1つであるGeneric Ephemeral Volumeの実装調査

という2つを具体例として出しているので、Kubernetesのソースコードに興味のある方にも参考になれば良いなと思っています。

記事を寄稿してみて

今まで技術書典で技術同人誌を2つほど書いたことはあったのですが、Software Designのような商業誌で記事を書かせて頂いたのは初めてだったので、わからないことが多かったですが、学びも多くて面白い経験ができてよかったなと思います。

  • 商業誌での初稿や再稿などの執筆~編集者の方のレビューの流れを知れた
  • 記事と一緒に作成した図を元に出版社の方でいい感じの図に直してくれるということを知った
    (頂いた見本誌を見たらだいぶわかりやすくなってた)
  • 記事を寄稿すると見本誌を献本いただけることがわかった
  • 編集者の方にレビューしていただくと直す箇所がめちゃくちゃある
    (ご迷惑おかけしました…)
  • 多分初めてページ数(文字数)を意識して記事を書いた

などを今回の執筆を通して学んだり体験できました。

自分の方で書ける記事だと今回のようなコードリーディング以外だと

  • Kubernetes関連
  • コンテナ技術関連

あたりがメインにはなると思いますが、機会があればまた執筆してみたいなと思っています。

今回執筆したSoftware Design 2022年9月号は自分を含め記事を寄稿したOSSソースコードリーディングの特集以外にもMySQLやRed Hat Enterprise Linux 9に関する特集などがあるようなので、興味がある方は是非買ってみてください!

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