July Tech Festa 2021 winterというカンファレンスで運営スタッフとして運営に参加をして、ついでにKubeletに関するセッションも行いました、という内容です
イベントページはこちら
運営スタッフってどんなことやったの?
僕の場合12月から運営スタッフとして参加したのですが
- 毎週の定例MTGに参加
- 応募していただいたCFPをチェック
- イベント開催のための各種準備作業
- 担当の登壇者の方への連絡
- イベント当日は1つのトラックの司会(2人体制でセッションもあったので僕は登壇者の方への質問のみ担当)
という感じのことをやってました
やっていて良かったこと/大変だったこと
良かったこと
運営スタッフとして参加してみて良かったこととしては
- 規模が大きめのカンファレンスの運営がどんな感じになっているのか体験できた(1Day 5セッション×7トラック)
- OBSなどの配信ツールをどんなふうに組み合わせたりしてるのか知ることができた(OBSのスタジオ機能初めて使った)
- CFPを見たりするのがどんな感じでやってるのかを知ることができた
- 運営として1日中イベントに参加してたので、久々にオフラインイベントのライブ感に近いものを感じることができて楽しかった
といったことになります
大変だったこと
逆に大変だったことはこんな感じです
- MTGが毎週あったので、そこは少し大変だった(特にイベント開催1ヶ月ちょっと前くらいから参加したので特に)
- イベント当日の集合が朝早かったのでめっちゃ寝不足だった(前日深夜まで発表用の資料直してたのも原因)
- 司会(質問など)が割とぶっつけ本番に近かったので(一応一人練習はした)かなり緊張した & いくつか凡ミスした(でも質問そのものはは結構いい感じできたかなという印象)
- 司会があるのでask the speakerに参加できない & 担当セッション以外を同時視聴する余力はない
最近だとこういうオンラインカンファレンスだとDiscordやZoomを使ってask the speakerに参加して登壇者の方と雑談してることも多かったのだけど、それができないのは少し残念だったかな
発表はどんなことやったの?
自分自身のセッションではKubeletの話をしました
(ちなみにカンファレンステーマの”推しテク総選挙”というコンセプトは完全スルーした内容になってますw)
スライドはこちらです
ちなみに発表練習してるときは60分話さなきゃいけないのに50分未満で終わってしまったりしてたんだけど、当日緊張していたせいかほぼピッタリ60分使い切ることができました
あと60分のセッションって発表練習するのがめっちゃ疲れるし時間かかる
ここ最近はKubelet関連の情報発信ばかりしていて、自分でやっている Kubernetes Internal #4ではKubeletが起動するまでのコードリーディングをテーマにお話してました
また、クリスマスから年末年始にかけてやっていた技術書典10ではKubeletの技術同人誌を書きました
ちなみにイベントが終わったのでBoothでも出しました
https://bells17.booth.pm/items/2649601
この本は技術書典10のイベント中も何度かアップデートしたのですが、最近もう少し追記したり修正したりする内容があったのであんまり期限を空けないようにしてアップデートしたい気持ち
内容的に
- JFT Winter 2021: スライドのみでKubeletの概要について解説
- Kubernetes Internal #4: Kubeletのコードベースの解説
- 技術本: Kubeletの実装的な話し込みで文章と図のみで説明
なので、Kubeletに興味ある方は↑の順番でみてもらうのがわかりやすいんじゃないかなぁ〜と思ってます
Kubernetes関連について
Kubernetes関連のアウトプットについてはようやく一番大変と思われるKubelet周りの実装把握と情報のアウトプットができたという感じ
これまでに
- Cloud Controller Manager
- CSI
については調べてアウトプットしてるので、Kubernetesの主だったコンポーネントについての調査はだいぶ進んできた気がしている
ので直近では
- Kubeletと関連するコンテナランタイムとCRI周り
- コンテナランタイムが扱うLinuxコンテナ周り
- KubernetesやCNIが設定しているネットワーク周りの設定
- あとは未調査のKubernetes ComponentのAPI Serverあたり
にあたりついて調べたりアウトプットしていきたいなという感じがしています
以下サムネ用画像